女性の中には年齢を重ねたことで起こる肌トラブルに頭を悩ませる人も多くいます。こうした肌トラブルの悩みの解決に繋がることで注目を集めているの水光注射です。水光注射は皮膚の自己回復力を活性化させることで肌の若返りが期待できますが、利用する上で注意すべき点もあります。今回ご紹介するのは、水光注射におけるメリットデメリットについてです。
水光注射の施術を受ける上で得られるメリットの一つが肌の若返りです。この施術はスタンプ型の注射器で専用の薬剤を皮膚の中に注入することでその人が本来持つ肌の自己回復力の活性化を図ります。これにより、若い時と同じハリとツヤを手に入れることができるのです。個人によって異なる肌トラブルに合わせて最適な薬剤を配合することで、総合的な美肌治療も行えるという点もメリットと言えます。
施術にはメリットだけでなくデメリットになる点もいくつかあって、その一つが術後の肌荒れです。水光注射は極細の針を使って美容成分を注入します。十分な効果を出すためには顔全体に満遍なく注入しなくてはいけないため、赤みなどの肌トラブルが起こるケースも少なくありません。これらの症状は一時的なもので時間の経過と共に収まりますが、目の周りを始めとした皮膚の薄い場所は残ってしまうこともあります。外部からの刺激に弱い敏感肌の人は注意が必要です。
利用を考えている人の中には失った肌のハリ、ツヤだけでなく、加齢によってできたシミの改善を希望する人もいます。しかし水光注射はシミの改善が本来の目的ではないため、通常の施術よりも時間が掛かってしまうのが実情です。シミ改善を希望する場合は、事前にカウンセリングで必要な回数について確認しておかなくてはいけません。
水光注射による自己回復力の活性化は数回に渡って施術を受けることで徐々に効果が現れてきます。肌の状態によって通院回数に個人差があるので選ぶ時は通いやすさを考慮することが大切です。また、施術に必要な費用は自由診療でクリニックごとに大きく違うため、一つの所で判断せずに複数の所で比較検討をしなくてはいけません。